月惑星探査データ解析グループは、月惑星探査データを用いた高次処理・解析研究を行い、月惑星の起源・進化解明をめざす更に高次の研究、および月惑星探査の戦略・計画立案、技術研究に資することにより、かぐや等の月惑星探査の成果最大化を図ることを目的とした、探査データの解析専門グループです。

近年の月惑星探査データは1つのセンサーで数テラバイトから数ペタバイトになりつつあり、研究者個人や個別プロジェクトで扱える規模を超えています。そのため日本から世界トップクラスのサイエンス成果の発信や、自立的な探査戦略/計画の立案が今後難しくなることが予想されます。そこで私たちは、海外探査機も含む大量の探査データを高次処理・解析可能な体制と環境を整えています。私たちの業務のアウトプットは高次研究や月惑星探査の戦略立案などに用いる地質分布マップ等のプロダクトです。そのプロダクトによる世界トップクラスの新たな研究論文の創出、自立的な探査の戦略シナリオ・研究開発・計画立案への反映が私たちのアウトカム目標です。月惑星科学・探査コミュニティの皆様からのニーズにお応えしながら、長期的・国際的な視点に立って解析研究およびプロダクト提供、人材育成を行っていきます。

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メンバーは11名(平成29年4月時点)で、地質解析(5名)、月惑星表面の温度分布シミュレーション(1名)、解析システムの運用・高度化(1名)、解析結果の可視化(1名)、解析ソフトウェアの整備(1名)、事務支援等(2名)の構成となっています。特にポスドク、若手職員の方々で、興味・関心がありましたら是非お問い合わせ下さい。

月惑星探査データ解析グループ長  大嶽 久志